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えっ...ちょま...

あと5億年ほしい

AGIイケてる論文その1

認知発達の原理を探る:感覚・運動情報の予測学習に基づく計算論的モデル(大阪大学大学院工学研究科 長井志江)
http://www.crn.or.jp/LABO/BABY/LEARNED/15/Nagai_BabyScience2015.pdf

(Predictive Learning of Sensorimotor Information as a Key for Cognitive Development, Yukie Nagai and Minoru Asada 

http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.713.8074&rep=rep1&type=pdf

の邦版か)

 

 

知能のベースを予測に求めるのは、Jeff Hawkins の On Intelligence(邦題:考える脳 考えるコンピュータ)に近くて有望に感じる。

知能モデルの論文にありがちな添字パラダイスな計算式がなくてうれしい、ていうか数式自体ほとんど無い。

予測学習モデル

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論文中の図。時刻 t での感覚情報 s(t) と、時刻 t に出た運動指令 a(t) から、時刻 t+1 での感覚情報 ^s(t+1) を予測し、その予測誤差 s(t+1) - ^s(t+1) を求める。そしてこの誤差を補正(最小化)するような次の運動指令 ^a(t+1) を予測し、運動野がそれを実行する。・・・という感じだろうか。原理はシンプルで良い。ただ時間軸は便宜的と見たほうがいいかも。^a(t+1) を予測して実行するころにはもう次の感覚情報がいくつも来ているような気がする。

論文には、このモデルによる自他認知の発達、ミラーニューロン機能の創発、物体操作能力に関する発達過程が乳幼児と同じ、利他的行動の創発、などなどオモシロゲな実験結果がまとめられているのでぜひ読んでみてね。(なんで宣伝してるんだろう)

阪大 Asada Lab いきてえ・・・外部きついかなぁ~?